真珠の疵とは?
通販で真珠を販売している販売店は、たいてい真珠の疵の程度を記載しています。これは実際に現物を見ないで真珠を買うリスクを補うために行っている事なのでしょうが、真珠業界の統一した基準などは存在しませんのであくまでも販売店の主観で大キズ、小キズ、などと判断しているのです。従ってA販売店では小キズの珠が、B販売店では大キズになる事もあるのです。
そもそも真珠の疵とは何でしょうか? 疵は真珠の核を入れた後に不純物が入り込んで真珠層に巻き込んでしまった時に出来るものが、疵ができる原因としては分かり易いですが、その他にも原因不明の様々な要因で疵ができてしまいます。加工の際に出来る加工キズもありますが、自然に出来た疵とはっきり区別するのは困難でしょう。しかし疵がある真珠は本物である証になっていますし、少々の疵はあって当然だと考えたほうが良いかも知れません。
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